音楽用防音事例 – 富士市松岡 – ドラム教室用スタジオの増築工事

防音のリフォーム事例

音楽用防音事例 – 富士市松岡 – ドラム教室用スタジオの増築工事

ドラムスタジオ外観-軒天はレッドシダー。雰囲気バッチリです。
ドラムスタジオ看板-ロゴは施主様のご友人がデザイン
ドラムスタジオ内観-吸音パネルを壁・天井に
ドラムスタジオ内観-チョークで描けるクロス

お客様の要望・現状の不満点

ドラムを夜間でも叩ける環境が欲しい
教室としてドラムを2台置ける広さがほしい
土地探しの段階から相談したい
内装・外装のデザインにもこだわりたい

工事内容
富士市松岡にて、望月ドラム教室様のドラムスタジオ増築工事を行いました。
既存住宅のお庭スペースに木造でスタジオを新設し、「夜間でもドラムを叩ける環境」をテーマに、防音・防振・吸音をすべての要素からバランスよく組み合わせた設計としています。

防音性能は遮音性能Dr65以上を確保。これは一般住宅の防音仕様を大きく上回るレベルで、夜間帯の演奏でも外部にほとんど音が漏れない性能です。床下からの振動伝達を抑えるため、スタジオ全体を防振構造とし、壁・天井・開口部には多層構造の防音パネルを採用しました。さらに室内には吸音材を適所に配置し、ドラム特有の反響音をコントロール。心地よい残響と明瞭なアタックが得られる「演奏者のための空間」に仕上がっています。

また、今回は“教室”としての使いやすさも重視し、ドラム2台を設置しても余裕のある間取りを確保。防音性能だけでなく、デザイン性にもこだわり、外観は既存住宅との調和を意識しながらもスタジオらしい存在感を演出しました。内装は木目を基調としたナチュラルテイストで、照明や仕上げの質感にも一つ一つこだわり、お客様と打合せを重ねながら丁寧に仕上げています。

土地探しの段階からご相談いただき、用途やご予算、防音性能などを総合的に検討して今回のプランが実現しました。
防音工事の詳細構造や測定結果については、別ページで改めてご紹介いたします。
工期
80日
費用
1000万円

施工前のお庭。池、倉庫、木を撤去しました。

施工の流れ

現場レポート１-ご依頼内容-

現場レポート２-計画-

現場レポート３-整地～基礎-

現場レポート４-建前～-

現場レポート５-床・壁・天井の１層目-

現場レポート６-防振壁-

現場レポート７-防音ドア-

望月ドラム教室様

教室の詳細はこちらをご覧ください

コラム：お客様インタビュー

「あ、この人は信頼できるな」――誠実な対応が決め手でした。

今回のドラムスタジオ増築工事をご依頼いただいた望月ドラム教室様は、
もともと友人の紹介でワタケンを知ってくださったとのこと。
初めてのご相談は約5年前。ご自宅の敷地内にレッスンスタジオを建てたいというご希望から始まりました。

対応したのは現社長の小栗。
「言葉に嘘やごまかしがなく、誠実な人だと直感した」とお話しいただきました。
他社にも問い合わせをされたそうですが、「ここまでピンとくる方はいなかった」とのこと。
奥様も同意見で、「満場一致でワタケンにお願いしよう」と決めてくださったそうです。

打合せの際は、遮音の仕組みや構造を細かく説明し、
それぞれの案のメリット・デメリットを比較しながら一緒に方向性を決定。
「何を聞いても丁寧に答えてくれる姿勢がありがたかった」と語ってくださいました。

完成後の仕上がりにも大変ご満足いただき、
「ドラム以上の爆音でも外にはほとんど聞こえず、5年間トラブルもなく快適」とのこと。
その後も住宅まわりのリフォームや補修を継続してご依頼いただいており、
「もう金額じゃないんです。ワタケンさんがいいんです」とのお言葉に、スタッフ一同大きな励みをいただきました。

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望月様、貴重なお話をありがとうございました。
今後も末永くお付き合いをよろしくお願いいたします。