防音のリフォーム事例
音楽用防音事例 – 比率にこだわった平屋のオーディオルーム(遮音性能Dr55)
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音の抜けがいい、気持ち良い高さです。
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お客様の要望・現状の不満点
- オーディオ専用の静かな空間をつくりたい
- 定在波を抑え、音の響きを自然にしたい
- 天井を高くして開放的にしたい
- 遮音性能を数値的に確保したい
- リビングへの音漏れを防ぎたい
- 工事内容
- 音の響きを大切にした、平屋のオーディオルームづくりです。
縦・横・高さの比率を計算し、定在波の分散と均一化を狙った設計としました。
天井高にもこだわり、平屋という条件を活かして理想の高さを実現。
遮音性能は屋外に対してDr55、室内側はドア前Dr35・リビング側Dr55と、計画通りの性能を達成しました。
今回は名古屋での特別案件でしたが、遠方であってもお客様の「理想の音環境を叶えたい」という想いに寄り添い、丁寧に施工を行いました。 - 工期
- 21日
- 費用
- 350万円
コラム:防音の考え方と基本構造
防音リフォームを検討する際、まず大切なのは「なぜ防音をしたいのか?」を明確にすることです。
理由は大きく分けて「音を出すため」と「音を入れないため」の2つがあります。
音を出す場合は、楽器の練習や音楽教室、ホームシアターなどが多く、
音を入れない場合は、交通音や近隣の生活音を遮りたいケースが多いです。
防音の目的は「快適な音環境をつくること」であり、防音自体が目的ではありません。
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■ 防音計画の3つのポイント
防音室をつくる際は、
①どんな音を ②どこに対して ③どのくらい落としたいか
を明確にすることが重要です。
たとえばピアノやドラムなど、低音や振動をともなう音は、壁だけでなく床からも伝わります。
また「どの時間帯に音を出すのか」「隣家や家族にどの程度聞こえなくしたいのか」も、
計画時の大切な判断基準になります。
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■ 防音の基本構造
防音は大きく「遮音」「防振」「吸音」の3つの要素で構成されます。
遮音:音を遮る。壁や天井を重く・隙間なく作ることで空気を伝う音を防ぎます。
防振:振動を伝えにくくする。床や壁を縁切り構造にし、固体伝搬音(足音や楽器の振動)を抑えます。
吸音:音の反射を抑える。グラスウールなどの吸音材で反響を減らし、心地よい響きを作ります。
この3要素をバランスよく組み合わせることで、効果的な防音空間が完成します。
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■ コストを抑えるポイント
防音性能は上げようと思えばいくらでも上げられますが、コストも比例して上がります。
そのため、「どの範囲まで防音が必要か」を整理し、目的に合った対策を選ぶことが大切です。
たとえば、間取りの工夫で「音を出す部屋」と「静かにしたい部屋」を離すだけでも、
必要な工事を減らしてコストを抑えることができます。
防音リフォームは「静かにすること」だけでなく、
「暮らしやすい音環境をつくるための設計」です。
ワタケンでは、楽器や用途・ご予算に合わせて、最適な防音構造をご提案しています。
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ワタケンが心を込めてご対応させていただきます。
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