追記・修正して2024年4月19日に再度公開しました。
※該当補助金の案内を最新版にしました
目次
窓際の不平不満は当たり前!?
朝カーテンを開けようと窓に近づくと、寒っ!!
夜寝る時に窓際の足元が寒っ!!
窓際は寒いなー、なるべく近づかんとこ…
冬ばかりか夏は夏で、窓際暑いなー、カーテン閉めとこ!!
などと思い返せば、窓際に不平不満があったわけですが、それが当たり前でした…
自分で工夫して生活しなさいよと…
これが当たり前でした…、そうインプラスを付けるまでは(笑)
インプラス、内窓を追加して2重窓にする。これは知っていたんです。
自分は前職で防音を専門でやっていたので、2重どころかインプラスを3枚、4枚つけて計4重サッシ施工、そんなことは日常茶飯事でした。もちろん、それは開口部の遮音性を高めるため。その経験の中で、防音をすると断熱性が高まる(断熱材を入れたり、色々な材質を組み合わせ壁が厚くなるため)のは施工した側として実感していましたし、お客様からも防音性能ももちろんだけど、エアコンの効きがいいんだよー等という声をいただき、熱の出入りが少なくなり熱効率が良いんだなという認識は持っていました。
断熱性能が重要視されている昨今。改めて、断熱という観点で2重サッシ(インプラス)を考えてみました!!
インプラスあり、なしの温度シミュレーション
エアコンをつけた際に、インプラスの有無で部屋の温度状況がどうなるか?
比較動画がありますので、ご覧ください。
シミュレーション動画を見ると、窓からの冷気の影響で、部屋は暖まりにくい状況ということが感覚だけではないことが分かりました。
そもそも何で窓際って寒いの・暑いの?
冬の場合はおよそ窓50%、外壁20%、屋根5%の割合で室内の温かい室温が消失している。夏の場合は窓75%、外壁12%、屋根5%の割合で外気の熱さが室内に入ってくる、そんなデータがあります。
なぜ窓から熱が出入りするのか?
ガラス
昔の窓ですと、ガラス一枚の「単板ガラス」
ひと昔前からは、ガラスとガラスの間に空気層がある「ペアガラス」
まだまだ、これでは周囲の壁と比較すると断熱性がかなり低い状態
ガラスの断熱性は、JIS R 3106 に基づいて計算された『熱貫流率』で表されます。
AGCが運営する建築用ガラス専門総合情報サイト
※細かいことは、こちらをご参照ください。
https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/knowledge/vol4.html より
サッシの材質
ガラスだけではなくサッシの材質自体も影響が…
日本ではアルミ製のサッシが主流でしたが、断熱性が非常に悪いため日本以外では普及率が低かったり、使用禁止(!?)されている国もあるとのこと。
アルミは熱伝導率がなんと樹脂の1000倍(!)
確かにガラスはもちろんのこと、サッシのアルミ部分も冷たいし、そこを伝わって周囲の壁も冷たいですよね
アルミサッシはアルミニウム合金製のサッシで、加工がしやすいことから広く用いられており、2014年現在日本でシェアの9割を、中国では7割を占めている。一方で、断熱性能が非常に悪いことから、アメリカでは全50州のうち24州で使用が禁止されるなど、他の素材への移行が進んでいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/サッシ
断熱性能をウリにした製品
日本でも、断熱性が重視される昨今、樹脂製であったり、アルミと樹脂の複合素材のハイブリットサッシが作られています。ガラスも3層だったり、LIXILのレガリスにおいては5層(!)まで開発されており、ガラス自体も色々な種類があり、各社断熱性能を売りにした製品が増えてきました。
弊社も新築時は断熱性能を重要視しておりますので、工法は「エアサイクル工法」、サッシはLIXILの「サーモスX」を標準仕様としています。
窓はガラスとサッシの断熱性の低さから、熱の出入りが大きい箇所。重要な部分ということが分かりました。
インプラスのメリット・デメリット
断熱性能の重要さを再認識したところで、インプラスのメリット・デメリットを確認してみましょう
メリット
- 2重にすることで、窓と窓の間に空気層ができ、そこが断熱性能・遮音性能を高める
- 断熱性能を高めることで、外気の侵入を防ぎ、外気の影響を少なくし、快適な室内環境を保つ
- 冷暖房の効きが良くなるので、電気代などの冷暖房コストが抑えられ経済的
- 断熱性能が高まるので、結露の発生も抑えられる
- 2重ロックになるので、防犯性も高まる
デメリット
- 設置時の初期コスト
- 2重にしたことによる開閉の手間
- なんかデザイン的に野暮ったい
- 他の箇所にも付けたくなっちゃう(笑)
デメリットに関しては、私の体験を交え実際どうか?ご説明します。
1.設置時の初期コスト
これはしょうがない…製品+工事代もかかりますからね。
しかも窓って1つじゃない、部屋に2つも3つもありますよね…
少しでも、安くしたい!!その通り!!
そんな時は補助金・助成金を利用しましょう。
国も断熱性能を上げるための工事に補助金を出してくれます。断熱性を上げることでエネルギーの効率を上げようという狙いです。エネルギー効率が良くなると、電気を使う量が減る、電気代も安くなる、環境にも良い!という考え方ですね。
下記で補助金情報をまとめてありますので、ご参考に
2.2重にしたことによる開閉手間
慣れます!!(笑) 我が家の場合は、洗濯物を干すデッキに出るための掃き出し窓があり、そこを妻が毎日開け閉めするのですが、前もって2枚開閉するようになっちゃうからねと言っておいた効果もあるのか、設置して二か月程度、特に不満は聞こえてきません。自分も開き窓など、何カ所か開閉しますが、そこまで煩わしさは感じません。慣れます(笑)
3.なんかデザイン的に野暮ったい
インプラス
6色あるので、お好みをって感じですが、単色ですので野暮ったいっちゃー野暮ったい。カーテンで見えなくなるし、そこまで気にならないかな…
そんな妥協はできないあなたにはコレ!!
インプラス for Renovation
デザインガラスもあるし、サッシ柄も増えました。これで見た目にこだわりたいあなたもバッチリです!!
4.他の箇所にも付けたくなっちゃう(笑)
これは私に限らず、インプラス施工した家あるあるなんですが、寝室につけてみた、リビングにつけてみた。そうすると、快適な空間過ぎて、他の部屋にもやりたい!!ってことで、結局他の部屋も工事しちゃった…なんてことは珍しくありません。それだけ満足度が高いんです!!
浴室にだってつけれます。
浴室・脱衣場は寒くて当たり前って思ってませんか?
事前に暖めてダッシュでお風呂に!!なんて光景もありがちですが、浴室との温度差によるヒートショック問題が注目されています。
ヒートショックの怖さを踏まえて、お風呂でのインプラスありなしのシミュレーションをどうぞ
脱衣場と浴室用のインプラスを取り付けることにより、このヒートショック問題を改善することが可能になります。命に直結する場所ですから、ここは真剣に考えるべきところですね。
結論:断熱性能は生活に直結。インプラスやりましょう!
雑なまとめですが(笑)
断熱性能の向上は実体験としても、お客様の声を聞いても満足度が非常に高いです。是非ともおすすめします!!
補助金も出ますし、工事代金の3~4割程度でます。めちゃくちゃお得です!!
インプラス工事も数多く施工していますし、補助金の申請もワタケンでやりますので、気になったあなた!お気軽にお問い合わせください。
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