「使っていない和室をなくして、広いリビングにしたい」。富士市・富士宮市で、そんなご相談が当社にもたびたび寄せられます。多くは、親の家を受け継いだ方や、中古住宅を購入して間取りを今の暮らしに合わせたい40〜60代のご家族です。
二間続きの和室をつなげ、家族が集まる広いLDKへ——。この記事では、創業75年以上・年間500件超の地域密着リフォーム店ワタケンが、LDK拡張リフォームで後悔しないための5つのポイントを、富士市内の実例とともに解説します。


目次
結論|LDK拡張リフォームの成否は「構造確認」で決まる
LDK拡張リフォームとは、部屋を仕切る壁を撤去し、いくつかの部屋を一つの広い空間につなげる工事です。その成否を分けるのが「構造確認」。建物を支える壁・柱は抜けず、抜ける壁との見極めが必要だからです。とくに2階建てでは、1階の柱が2階を支えていることも少なくありません。
たとえば富士市大渕のお客様宅では、DK・和室・洋室の3部屋(合計約22帖)を一つの大空間につなげました。その際も、耐震上どうしても必要な壁は残し、抜いた部分は金物で補強。費用は650万円、工期は約30日でした。
実際の施工事例については、記事後半でも詳しくご紹介しています。
図面が残っていない住宅でも、実測と現地調査(無料)で「どこまで広げられるか」を判断します。まずは現状を見るところから始めましょう。
1|暮らしの変化に合わせて間取りを見直す
LDK拡張リフォームの第一歩は、「広さ」より先に「今の暮らしに間取りが合っているか」を考えることです。昔の住宅は来客用の「二間続きの和室」を備えた家が多く、こんな声をよくいただきます。
- 子どもが独立し、個室が余っている
- 来客用の和室を、もう何年も使っていない
- 家族が自然に集まる場所がない
- キッチンを、家族の顔が見えるオープンな配置にしたい
こうした「暮らしと間取りのズレ」を解消するのがLDK拡張リフォームです。とくに、親から家を受け継いだときや中古住宅の購入後に、「使わない部屋を減らし、毎日使うLDKを快適にしたい」というご相談が増えています。
2|耐震を守る構造確認|抜ける壁・残す壁

平屋と2階建てで条件が変わる
結論からいえば、「全部抜いて広く」が、必ずしも正解ではありません。建物の安全を守る壁・柱(耐力壁や筋交い)は、撤去できないことがあるからです。
平屋は比較的、間取り変更の自由がききます。一方、2階建ては「1階の柱・壁が2階を支えているか」の見極めが重要です。
富士市石坂の築40年・木造2階建てのお宅では、キッチンとリビングの間仕切りを撤去して大空間のLDKにしつつ、要所に筋交いと金物を追加して耐震性を補強しました。
▼ 〔施工事例〕富士市石坂|2階建てを耐震補強しながら大空間LDKへ

図面がない古い家でも判断できる
図面が残っていない住宅でも、現地で次のように確認します。
- 実測による柱・壁の位置確認
- 耐力壁・筋交い(地震に耐える壁)の判定
- 必要に応じた耐震診断と補強プランの作成
筋交いや耐力壁は、家を地震から守る大切な壁です。当社は創業75年・年間500件超の施工実績に加え、有資格者が安全性を確認したうえでご提案します。
残す壁は「デザイン」として活かす
どうしても残す壁・柱が出る場合も、
- 別の場所で補強する
- 一部の壁をあえて残す
- 飾り棚や下がり壁としてデザインに活かす
といった代替案で、広さと安全性を両立させます。
3|「広いだけ」で終わらせない動線・配置設計
家具配置・家事動線まで考える
広げた後に後悔しないために、家具配置・家事動線・日当たり・将来の暮らしまで含めて設計します。
「とにかく広く」だけでは、かえって使いにくい部屋になりかねません。当社は工事を一方的に進めず、暮らし方を丁寧にうかがったうえで間取りをご提案します。
富士市大渕|3部屋をつなげて回遊できるLDKに
DK・和室・洋室の3部屋を一つにまとめ、パントリー(食品庫)を新設。キッチンを中心にぐるりと回れる回遊動線にしました。
耐震上必要な壁は残し、抜いた柱は別の場所で補強。引き渡し時には「こんなにも変わるものなのか」と驚いていただきました。費用650万円/工期30日。
▼〔施工事例〕 富士市大渕|3部屋をつなげたLDKリフォーム事例はこちら

富士市厚原|壁で仕切られたLDKをアイランドキッチンで開放的に
二世帯から単世帯へと暮らしが変わったのを機にリフォーム。もとは対面式キッチンで壁に仕切られていたLDKを、仕切り壁を撤去してアイランドキッチンを中心とした開放的な空間に変えました。
床・クロスも一新し、トイレもあわせて刷新。費用350万円/工期10日と、比較的コンパクトに間取り変更を実現した例です。
▼〔施工事例〕 富士市厚原|お気に入りのアイランドキッチンにLDKリフォーム事例はこちら



4|工事前に確認したい補助金
断熱改修や省エネ設備を含むリフォームは、国の補助制度の対象になることがあります。LDK拡張に内窓設置や断熱改修を組み合わせれば、対象になる場合があります。
住宅省エネ2026キャンペーン
2026年度は、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」として複数の補助事業が実施されています。
リビングリフォームと関わりが深いのは次の2つです。
- みらいエコ住宅2026事業:床・壁・天井の断熱改修を含む、幅広いリフォームが対象
- 先進的窓リノベ2026事業:内窓設置・ガラス交換・外窓交換などが対象。補助上限は1戸あたり100万円(合計5万円以上から申請可)
先進的窓リノベ2026は、2025年11月28日以降に着手した工事が対象で、交付申請は2026年12月31日まで
※予算上限で早期終了の場合あり
参考:参考:住宅省エネ2026キャンペーン公式サイト(みらいエコ住宅2026事業の総合窓口)
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/
先進的窓リノベ2026事業
https://window-renovation2026.env.go.jp/about/
※2026年6月時点の情報です。制度は予算上限に達し次第終了します。最新の内容は必ず公式サイト等でご確認ください。
補助金は「契約前・工事前」の確認が肝心
補助金の多くは、契約・着工のタイミングや事業者登録が条件です。
工事が始まってからでは間に合わないことがほとんど。当社は現地調査の際に、
- 使えそうな補助制度があるか
- どの工事を優先すると有利か
- 申請のスケジュール
まで含めてご案内します。
5|工事後も相談できるアフター体制
①住みながらリフォームはできる?
可能です。ただし工事中のほこり・職人の出入り・荷物移動は、想像以上に負担になります。
家具を動かしながらの工事は工期が延び、費用がかさむこともあるため、規模によっては一時的な仮住まいをおすすめしています。
②ペット・大型家具もご相談を
仮住まいが必要な場合、ペット可の貸家・アパート探しもできる範囲でサポートします。
大きな家具は、中身を出していただければスタッフが空き部屋へ移動・保管します(無料)。
③住んでからの「ちょっと」に、すぐ動く
リフォームは引き渡しで終わりではありません。
- コンセントの位置が使いにくい
- 想定と家具の収まりが違った
- 「もう少しこうしたい」
住み始めてから出てくるこうした小さな声にも、内容によっては1〜2日で現地へ伺います。
地域密着だからこそ、その後も気軽に相談できる関係を大切にしています。
よくある質問(FAQ)
Q. LDK拡張リフォームの費用はどのくらいですか?
A. 工事の範囲によって幅があります。当社の近年の実例では、間仕切り撤去とアイランドキッチンで約350万円、3部屋をつなげる大空間化で約650万円、断熱・耐震・内装まで含めた全面改修で約1,200万円ほど。工期はおよそ10〜70日です。
Q. 図面が残っていない古い家でも相談できますか?
A. できます。現地で実測し、柱・壁の位置や耐力壁を確認したうえで、広げられる範囲をご提案します。現地調査は無料です。
Q. 和室をなくしてLDKにできますか?
A. 多くの場合できます。実際に、和室6帖を含む3部屋を一つの大空間につなげた事例があります。ただし耐震上残す壁が出ることもあるため、現地調査が前提です。
Q. 補助金はいつまでに動けばいいですか?
A. 制度ごとに締切と予算上限があり、工事の着手前・契約前が条件のことがほとんどです。検討を始めた段階で、早めにご相談ください。
まとめ
LDK拡張リフォームは、壁を撤去するだけの工事ではありません。建物の構造・耐震性、そして住んでからの使いやすさまで含めた計画が、後悔しないための鍵です。
とくに図面のない古い家や2階建てでは、現地調査によって広げられる範囲が変わります。
ワタケンは、富士市・富士宮市で創業75年。住みやすさと安全性の両立を大切に、間取り変更からアフターまでお手伝いします。
▼ 富士市・富士宮市のリノベーション・間取り変更の施工事例一覧


