富士市で、実家の相続や中古平屋の購入をきっかけに、平屋リノベーションを検討している方へ。
「これからは1階だけで暮らしやすくしたい」「細かく分かれた和室や台所を、広いLDKにしたい」「中古住宅を買って、自分たちらしく直したい」と考える一方で、どこから手をつければよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、平屋リノベーションで後悔しないために大切な建物点検、構造確認、暮らしやすい動線設計について、2026年9月時点の情報としてご紹介します。あわせて、2階建ての住まいを、1階だけで日常生活が完結する間取りへ整える方法もお伝えします。


目次
結論|平屋リノベは『建物点検』『構造確認』『動線設計』が大切です
平屋リノベーションで大切なのは、内装をきれいにすることだけではありません。
実家の相続や中古住宅の購入をきっかけにリノベーションを考える際、特に確認したいポイントは次の3つです。
1つ目は、屋根・外壁・床下などを点検し、雨漏りやシロアリ被害、腐食の有無を確認することです。
2つ目は、壁を抜く前に耐力壁や柱の位置を確認する構造確認です。
3つ目は、寝室・LDK・水回りを使いやすく配置する1階完結型の動線設計です。
見た目だけで判断せず、家の状態とこれからの暮らし方をセットで考えることが、後悔しにくい平屋リノベにつながります。
1|なぜ今「平屋リノベーション」が選ばれるのか?
シニア世代の「2階の使わない部屋」問題
子どもが独立したあと、2階の子ども部屋が物置になっているというお悩みは少なくありません。
年齢を重ねると、階段の上り下りが大変になり、掃除や片付けも後回しになりやすくなります。特に膝や腰に不安がある方にとっては、寝室・トイレ・浴室・キッチンが1階にまとまっている住まいの方が、日常生活を送りやすくなります。
平屋は上下移動がなく、生活動線が短くなりやすい住まいです。実家を相続した方や、夫婦2人の暮らしに合わせて住まいを見直したい方にとって、平屋リノベーションは現実的な選択肢になります。
▼〔施工事例〕富士市|高齢者が生活しやすい空間へ

平屋の住まいで、部屋の使い方や動線を見直し、高齢の方が生活しやすい空間へ整えた事例です。将来を見据えた1階中心の暮らしを考える方の参考になります。
若い世代にも選択肢となる「中古×平屋リノベ」
中古住宅を購入してリノベーションする方法は、若い世代にとっても住まいづくりの選択肢の一つです。
新築住宅は、土地や建物の条件によって総額が大きくなりやすく、予算内で希望の広さや立地を叶えるのが難しいケースもあります。一方で、中古の平屋を購入し、必要な部分をリノベーションすることで、予算を調整しながら理想の暮らしに近づけられる場合があります。
ただし、中古平屋は築年数が経っていることも多く、見た目だけで判断するのはおすすめできません。購入前・工事前に、屋根、外壁、床下、構造、水回りの状態を確認しておくことが大切です。
参考:国土交通省「既存住宅流通について(建物状況調査・インスペクション活用)」
国土交通省のページを見る
2|2階建てを平屋にできる?減築より現実的な「1階完結型リフォーム」
「2階建ての家を平屋にしたい」というご相談をいただくことがあります。
ただ、2階部分を取り払う減築工事は、大がかりになりやすい工事です。屋根や構造、外壁、防水、耐震性まで関係するため、内容によっては新築や建て替えを検討した方がよいケースもあります。
そこで現実的なのが、2階は物置や予備室として割り切り、1階だけで生活が完結するように整える方法です。
たとえば、1階に寝室をつくる、トイレや浴室への動線を短くする、洗濯や収納を1階にまとめる、といった方法があります。寝室からトイレまでの段差や夜間の照明、洗濯物を洗う・干す・しまう場所のつながりまで考えると、毎日の負担を減らしやすくなります。無理に建物を小さくするのではなく、日常的に使う場所を1階に集約することで、費用を調整しながら暮らしやすさを高められる場合があります。
3|細かく仕切られた部屋を「大空間LDK」に変える際の注意点
築30〜40年以上の住宅では、和室、台所、居間が細かく分かれている間取りも多く見られます。
「壁を抜いて広いLDKにしたい」「家族が集まれる明るい空間にしたい」というご要望は多いですが、すべての壁を自由に撤去できるわけではありません。
特に注意したいのが、耐力壁や柱の位置です。建物を支える壁を確認せずに撤去すると、耐震性に影響するおそれがあります。そのため、間取り変更を行う場合は、構造を確認したうえで、必要に応じて筋交い・金物・梁などで補強することが大切です。また、建物の規模や工事内容によっては、建築確認の手続きが必要になる場合があります。大規模な間取り変更や全面改装では、計画段階で手続きの要否も確認します。
間仕切りを見直してLDKを広く使うイメージは、動画でも確認できます。
アイキャッチ画像で使用しているリノベーション事例の雰囲気も伝わりやすいため、広々としたLDKやオープンキッチンを検討している方は参考にしてください。
こちらは2階建て住宅の改修事例ですが、LDKの間取りや空間づくりは、平屋リノベーションでも参考になります。
▼動画で見る|広々LDKに整えたリノベーション事例

一方、別の平屋全面リノベーション事例では、築約50年の住まいを木軸構造材のみ残して解体し、傷んでいた土台や柱を新しいものへ交換。さらに、筋交い・金物補強、断熱材施工まで行い、明るく暮らしやすい住まいへ整えています。
▼〔施工事例〕富士市石坂|築50年の平屋を骨組みから全面改装

築年数の経った平屋では、内装だけでなく、土台・柱・耐震補強・断熱まで確認することが大切です。建物の状態を見極めながら全面改装した事例として参考になります。
4|後悔しないリノベの優先順位|建物の状態を確認し、必要な補修から
リノベーションを考えると、キッチンや内装、床材、壁紙など、目に見える部分に意識が向きやすいものです。
中古住宅や築年数の経った実家では、まず屋根・外壁・床下などの状態を確認します。雨漏りや腐食、シロアリ被害、構造上の問題が見つかった場合は、その対応を優先して計画することが大切です。
たとえば、外壁や屋根の傷みを放置したまま内装だけをきれいにしても、数年後に雨漏りや腐食が見つかれば、追加工事が必要になることがあります。せっかく内装を直しても、あとから壁や床を開けることになれば、費用も工期も増えやすくなります。
ワタケンでは、見た目のきれいさだけを優先するのではなく、まず家を長持ちさせるために必要な部分から確認します。内装より先に外回りを直した方がよいと判断した場合は、その理由を正直にお伝えします。
▼〔施工事例〕富士市|ベランダ腐食を下地から改修した外壁補修工事

雨水の侵入によって傷んだ木下地を確認し、下地から補修した住宅の事例です。平屋リノベーションでも、内装を整える前に外回りや腐食の有無を確認することが大切です。
5|予算に合わせたリノベーション計画とアフターフォロー
1期・2期に分ける段階的なリフォーム計画
リノベーションは、すべてを一度に行うと費用が大きくなることがあります。
そのため、今すぐ直すべき部分と、数年後でもよい部分を分けて考えることが大切です。たとえば、屋根や外壁、床下の腐食、水回りの老朽化は優先度が高い一方で、クロスや一部の内装は後からでも対応できる場合があります。
ワタケンでは、ご予算に合わせて、1期工事・2期工事に分ける段階的な計画もご提案しています。ただし、足場が必要な工事や、解体時に一緒に確認した方がよい工事は、まとめて行った方が結果的に効率的なこともあります。
どこを先に直すべきか、どこを後回しにできるかは、現地調査を行ったうえで判断することが大切です。予算を検討する際は、予定している工事で利用できる補助金や減税制度があるかも、あわせて確認しましょう。
参考:国土交通省「リフォーム支援制度まるわかりガイド」
国土交通省のページを見る
暮らしてから追加できる工事もあります
リノベーション後に暮らし始めると、「この部屋にも内窓をつけたい」「別の部屋のクロスも直したい」といった追加のご相談をいただくことがあります。
たとえば、インプラスなどの内窓は、実際に断熱性や防音性の違いを感じたあとに、別の部屋へ追加する方もいます。また、最初は予算の都合で見送ったクロスや建具も、住みながら必要性を確認してから進められる場合があります。
一方で、構造補強や防水、床下の腐食補修などは、最初の工事で確認しておいた方がよい部分です。後から直すと、再度解体が必要になることもあります。床・壁・天井を開ける工事では、断熱改修も同時に検討すると、後から再び解体する手間や費用を抑えやすくなります。
ワタケンは、創業75年以上・年間約500件の実績を持つ、富士市・富士宮市エリアの地域密着リフォーム会社です。工事ありきではなく、お住まいの状態とこれからの暮らしに合わせて、必要な工事を一緒に整理します。
参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
住宅金融支援機構のページを見る
まとめ
富士市で平屋リノベーションを考えるなら、内装の見た目だけでなく、屋根・外壁・床下などの建物点検と、将来を見据えた1階完結型の動線設計が大切です。
実家相続や中古平屋の購入では、建物の状態によって必要な工事が大きく変わります。早めに現地調査を行い、今直すべき部分と後からでもよい部分を整理しましょう。
平屋リノベーションの無料相談はワタケンへ
富士市・富士宮市で平屋リノベーションを検討中の方は、ワタケンへご相談ください。無料の現地調査で、建物の状態やご予算に合わせたリノベーション計画をご提案します。
参考情報
参考:国土交通省「既存住宅流通について(建物状況調査・インスペクション活用)」
国土交通省のページを見る
参考:国土交通省「リフォーム支援制度まるわかりガイド」
国土交通省のページを見る
参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
住宅金融支援機構のページを見る