「事務所のエアコンが効かない」「毎年、夏になると社員から暑いという声が出る」。そんなお悩みを抱えている富士市・富士宮市エリアの経営者様、総務ご担当者様も多いのではないでしょうか。
特に工場や倉庫の一角を区画した事務所では、断熱材が入っていないケースも多く、エアコンだけでは暑さ対策が追いつかないことがあります。近年は猛暑日も増え、熱中症対策は従業員の安全面だけでなく、働きやすさや採用面にも関わる重要なテーマになっています。
この記事では、創業75年以上・年間500件以上の実績を持つ地域密着のワタケンが、富士市・富士宮市エリアで実際に行っている「空調・断熱・換気」の考え方や、長期的な経費削減も見据えたオフィス改修のポイントを解説します。


目次
結論|まずは「断熱」から考えることが重要
オフィスの暑さ対策というと、まずエアコン交換をイメージされる方が多いですが、実は「熱が入り続ける環境」のままでは、空調効率が下がりやすくなります。
そのため、予算が限られる場合は、窓や屋根などの「断熱」から着手することが重要です。さらに、空調設備は導入費だけでなく、10年後・15年後のメンテナンスや交換のしやすさまで考えて選ぶことで、長期的な経費削減にも繋がります。
なぜオフィスは暑いのか?空調・断熱・換気の優先順位
オフィスの熱中症対策では、単に室温を下げるだけでなく、「暑くなりにくい環境」をつくることも重要です。
倉庫の一角を事務所化しているケースは要注意
富士市・富士宮市の工場や倉庫では、既存スペースを区画して事務所として利用しているケースが多く見られます。
しかし、そのような空間では、壁や天井に断熱材が入っていないことも少なくありません。すると、夏場は屋根や外壁から熱が伝わり、室内温度が上がりやすくなります。
その結果、
- エアコンが効きにくい
- 電気代が高くなる
- 社員が疲れやすくなる
- 熱中症リスクが高まる
といった問題に繋がります。
まずは「窓」と「屋根」の断熱対策を
ワタケンでは、予算が限られる場合、まずは断熱対策を優先するケースが多くあります。
特に効果を感じやすいのが、
- インプラス(内窓)の設置
です。
内窓を取り付けると、既存の窓と新しい内窓の間に空気の層ができます。この空気層がクッションのような役割をして、外の暑さや寒さが室内へ伝わりにくくなります。
また、窓はガラス面だけでなく、サッシまわりからも熱が出入りしやすい場所です。
内窓をもう1枚設けることで、窓まわり全体の断熱性が高まり、夏の暑さ対策だけでなく、冬の冷え込み対策にもつながります。

環境省の「ZEB PORTAL」でも、建物の開口部(窓)は外皮の中でも熱の出入りが大きい部分とされており、断熱性能の高い窓によって熱の流入を抑えることが重要とされています。

参考:https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/
06.html
また、屋根からの熱対策としては、
- 屋根への遮熱塗料施工
- 屋根散水システム(屋根を水で冷やす仕組み)
なども、対策の選択肢として挙げられます。
特に、工場や倉庫は屋根面積が広いため、屋根からの熱の影響を受けやすいケースがあります。
文部科学省のZEB関連資料でも、夏場は屋根・外壁・窓から入る日射熱が冷房負荷を高める要因とされており、屋根断熱や窓断熱によって空調負荷を軽減できるとされています。
参考:https://www.mext.go.jp/content/20240411-mxt_bousai-000035274_2.pdf
なお、屋根散水システムについては、屋根表面温度の上昇を抑える方法として活用されるケースがあります。
つまり、エアコンだけを強化するのではなく、「そもそも熱を入れにくくする」ことが、空調効率を高めるポイントです。
結果として、
- エアコン負荷の軽減
- 電気代削減
- 室温ムラの改善
に繋がるケースがあります。
換気も「暑さ対策」の一部
近年は換気の重要性も高まっています。
厚生労働省の建築物環境衛生管理基準では、二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保つことが空気環境の基準とされています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/
seikatsu-eisei10/
ただし、夏場に外気をそのまま取り入れると、熱気も一緒に室内へ入り、エアコン負荷が増える場合があります。
そのため、「断熱」「空調」「換気」をバランスよく考えることが重要です。
換気設備は「熱を逃がしにくい仕組み」も重要
換気を強化するだけでは、冷房効率が下がるケースもあります。
そこで近年注目されているのが「全熱交換器」です。
全熱交換器は、室内から排出する空気の熱エネルギーを回収し、外から取り込む空気へ戻す仕組みです。冷房で冷やした空気を無駄にしにくいため、換気をしながら空調負荷を抑えやすくなります。
文部科学省のZEB関連資料でも、全熱交換器は冷暖房エネルギーを効率よく再利用する設備として紹介されています。
参考:https://www.mext.go.jp/content/20240411-mxt_bousai-000035274_2.pdf
オフィス環境では、「しっかり換気する」と「冷房効率を保つ」の両立が重要になります。

長期的な経費削減を見据えた空調設備(エアコン)の選び方
ワタケンでは、「今の導入費」だけでなく、「10年後に交換しやすいか」「修理しやすいか」まで含めて設備選びをご提案しています。
「導入費」だけで選ばないことが重要
オフィスの空調設備では、初期費用だけを見てしまうケースもあります。
しかし実際には、
- 修理費
- 更新費
- メンテナンス性
- 将来的な交換のしやすさ
まで考えることが重要です。
天井カセット型と壁付けエアコンの違い


例えば、天井カセット型エアコンは見た目がスッキリする一方で、将来的な更新時に全体交換が必要になる場合があります。
一方、壁付けエアコンは、
- 導入費を抑えやすい
- 個別交換しやすい
- 故障時の対応がしやすい
というメリットがあります。
ワタケンでは、経営者様の「できるだけ経費を抑えたい」という意向も踏まえながら、過去の経験値をもとにメリット・デメリットを丁寧にご説明した上で提案を行っています。
一方的に設備を押し付けるのではなく、「10年後も維持しやすいか」という視点を大切にしています。

富士市・富士宮市でのオフィスリフォーム解決事例
富士宮市 清和紙器様|補助金を活用した空調更新
富士宮市の清和紙器様では、ダンボールなどを扱う工場の事務所で、真夏にエアコンが故障してしまったことがきっかけでした。
社員の方々から「暑い」という声もあり、早急な対応が必要な状況でした。
そこでワタケンでは、市の「環境の補助金」を活用しながら空調設備を更新。設備更新による向上率の計算など、補助金申請に必要な部分も含めて対応しました。
工期は約2週間。
社員の皆様が快適に働ける環境づくりに繋がりました。
施工事例はこちら
その他事例
2026年最新!オフィス改修に使える補助金 3つ【富士市・富士宮市】
※2026年5月時点の情報です。
①先進的窓リノベ2026
「先進的窓リノベ2026」は、既存建築物の開口部断熱改修を支援する制度です。
2026年度からは、企業・事務所・オフィスなどの非住宅(店舗以外)も対象となり、内窓設置などの断熱改修に活用できる可能性があります。
参考:https://window-renovation2026.env.go.jp/about/
②富士市|中小企業者ゼロカーボンチャレンジ補助金
富士市では、市内の中小企業を対象に、省エネ設備導入を支援する補助制度があります。
空調設備なども対象設備に含まれており、古いエアコンの更新や省エネ化を検討している企業にとって活用しやすい制度です。
補助額は条件によって異なりますが、対象経費の一部が補助されます。
参考:https://www.city.fuji.shizuoka.jp/
1030050000/p004117.html
③富士宮市|ゼロカーボン推進設備等導入費補助金
富士宮市では、空調設備・照明設備・給湯設備などの更新に対する補助制度があります。
既存設備よりCO₂排出量を削減できる省エネ設備が対象となるため、古い空調設備の更新時には補助対象となる可能性があります。
参考:https://www.city.fujinomiya.lg.jp/
1030100000/p002371.html
補助金は「工事前」の相談が重要です
補助金の多くは、「契約前」「工事前」の申請が条件となっています。
契約後や工事開始後では対象外となるケースもあるため、設備更新や断熱改修を検討されている場合は、早めの確認・相談がおすすめです。
ワタケンでは、現地確認を行った上で、
- どの補助金が活用できそうか
- 断熱・空調のどこから優先的に改修すべきか
- 将来的なメンテナンスコストを踏まえた設備選び
まで含めてご相談いただけます。
FAQ(よくある質問とワタケンの対応力)
Q. 雨漏りや設備の不具合も、すぐ対応してくれますか?
→はい。ワタケンでは、連絡から当日〜2日程度で現地へ伺うスピード対応を大切にしています。
特に、
- 扉が開かない
- 雨漏りしている
- エアコンが急に止まった
など、業務に影響するトラブルは早めの対応が重要です。
大手では対応まで1〜2ヶ月かかるような細かな修理でも、地域密着だからこそ柔軟に対応できるケースがあります。
「こんな小さなこと頼んでいいのかな?」という内容でも、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
オフィスの暑さ対策では、単にエアコンを交換するだけでなく、「断熱」「空調」「換気」をバランスよく考えることが重要です。
特に工場や倉庫併設の事務所では、断熱対策から着手することで、冷房効率や電気代改善に繋がるケースもあります。将来の維持管理まで見据えながら、自社に合った改修方法を選ぶことが大切です。
オフィスの暑さ・熱中症対策でお困りの方へ
富士市・富士宮市エリアで、オフィスの暑さ対策や空調改修をご検討中の方は、ワタケンまでお気軽にご相談ください。現地確認から補助金相談まで丁寧に対応いたします。



