日によって40度を超える地域もあるほど、日本の夏は暑くなっています。平均気温も100年前と比べて1.1度上昇していると言われています(気象庁データ)。そんな厳しい夏の暑さは、家の中にいても不快に感じることがあります。冷房のつけっぱなしで体調を崩したり、光熱費が高くなったり…。夜も暑さで寝つけず、いつも寝不足に…。そんな中、夏の住まいでみんなが困っているのはどんなことか調査、ランキングにまとめてみました。
※季別困りごとと窓サッシリフォームの受容性調査(LIXIL調べ)
目次
冷房が効きづらい… 光熱費が…
冷房が効きづらいというお悩みがトップ。暑いだけでなく、冷房をつけっぱなしにすることで、光熱費がかかり家計の大きな負担にもなっているようです。また冷房の使い過ぎで体調を崩しやすくなってしまいます。
日差しで部屋が暑い…夏バテ気味に…
特に強い西日が差し込むことでたまらない暑さとなり、自律神経が乱れることで夏バテや食欲不振など、健康にも大きく影響してきます。
風通しが悪くてムシムシ…
風通しが悪いことにより、部屋に湿気がたまり蒸し暑い状態に。大量に汗をかくことで脱水症状も起こしやすくなり、熱中症になる危険性もあります。
風通しが悪くてムシムシ…
防犯性を考えると夜に窓を開けられず、部屋が暑くなって眠れないという声が。部屋の温度は睡眠の質にも影響します。
家にいても、紫外線で日焼け…
窓ガラスをすり抜けてくる紫外線により、部屋にいても日焼けしてしまいます。また、家具や床の色が変色する原因にもなってしまいます。
夏、命にもかかわる熱中症にご用心!
実は熱中症は住居で多く起きています
夏にニュースで耳にすることの多い熱中症。救急搬送される人の数は全国で約7万1千人(消防庁2019年5月~9月)。実はそのうち約4割は住居で発生しています。特に体温調節機能が十分に発達していない小さな子どもや、温度に対する感覚が弱くなる高齢の方は熱中症にかかりやすいため、注意が必要です。
出典元:総務省消防庁令和元年(2019年)11月報道発表資料より(「住居」は「住居(敷地内全ての場所を含む)」数値を使用)
特に小さな子どもや高齢者の住宅での発症に要注意
東京消防庁令和元年(2019年)5月報道発表資料より (「住居」は「住居等居住場所」数値を使用)
次回は、「なぜ起きる?夏の住まいの困りごと」
お問い合わせ
お見積り依頼、ご相談やご質問等、お気軽に
お問い合わせください。
ワタケンが心を込めてご対応させていただきます。