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天然芝と人工芝とは?

天然芝と人工芝とは?

お庭のリフォームで芝生を施工する機会が多くあります。状況に応じて「天然芝」と「人工芝」を使い分けます。それぞれにメリットとデメリットがあるため、使用目的やメンテナンスの手間などを考慮して選ぶことが重要です。この記事では、天然芝と人工芝の特徴を比較し、どちらが自分の環境に合っているかを判断する手助けをします。

1. 天然芝の特徴

天然芝

1. 美しい見た目と自然な風合い

天然芝は、自然そのものの美しさを感じられるのが大きな魅力です。季節ごとに色や質感が変わるため、四季折々の変化を楽しむことができます。特に夏には、鮮やかな緑が広がり、心地よい涼しさを提供します。

2. メンテナンスが必要

ただし、天然芝には定期的な手入れが欠かせません。水やり、雑草の除去、芝刈りなどが必要で、時間と労力をかける必要があります。乾燥が続く季節には特に注意が必要で、十分な水を与えないと枯れてしまうこともあります。また、害虫や病気にも注意が必要です。

庭施工前

しばらくメンテナンスができない状況になってしまうと、お庭が荒れてしまいます。

3. 環境への影響

天然芝は、土壌に栄養を与え、空気をきれいにする効果もあります。芝生が二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するため、環境保全にも貢献します。また、地面の温度を調節し、周囲の温度を下げる効果があるため、特に都市部ではヒートアイランド現象の緩和に役立ちます。

3. 人工芝の特徴

人工芝の庭

1. メンテナンスが簡単

人工芝の最大のメリットは、メンテナンスが非常に簡単なことです。天然芝のように水やりや芝刈りの必要がなく、一度設置すればほぼ手入れをする必要がありません。これにより、手間を省きながらも、美しい緑を一年中維持することができます。忙しい方や広い面積の芝を管理する方には、特に適しています。

2. 長持ちする

人工芝は耐久性が高く、長期間使用できるのも魅力です。特にスポーツグラウンドや学校の校庭では、頻繁に人が踏むことが想定されるため、耐久性が求められます。人工芝は天然芝と違い、踏んでもすぐに戻り、見た目が変わらないため、使用頻度が高い場所にも適しています。

3. 水が溜まらないか心配…

人工芝を施工する際に「雨が降った時に、水が溜まってしまわないか?」というお声をいただきます。水はけが悪くて水が溜まってしまう… そんなイメージを持っている方もいらっしゃるようです。原因として下記の例が挙げられます。

1.下地の吸水性が無い

例えばコンクリートやツルツルとしたタイルなどは、吸水性が低いです。吸水性のない下地でもこう配があれば下へと水が流れてくれますが、こう配がない場合はその場に水が溜まってしまいます。

2.下地の保水性が高い

逆に保水性の高い下地でも人工芝の排水が悪くなる可能性があります。保水性が高い例としては、園芸用の土やかつて田んぼだった場所が挙げられます。保水性が高い場所に水を撒くと、すぐには乾かず、長時間湿った状態が続きます。このような場所では、人工芝の水が下地に浸透しても、湿気が長時間残るため、悪臭やカビが発生する原因となる可能性があります。

3.人工芝から水が抜けない

屋外用の人工芝には、通常、しっかりと透水穴が設けられていますが、製品によっては穴が小さく、水が排出されにくいものもあります。また、屋内用など一部の製品では、透水穴が全くない場合もあります。透水穴が小さい、または無い人工芝は、水はけが悪く、下地に問題がなくても水が溜まってしまうことがよくあります。

下地と人工芝の製品をしっかりと見極める必要があります。ワタケンでは下地と製品の両面からしっかりとアドバイス、ご提案をいたします。

4. 天然芝と人工芝の比較

1. コスト

天然芝は初期コストが低いものの、長期的にはメンテナンス費用がかかります。水やりや芝刈り、肥料などにかかるコストを考慮すると、手入れが大変な場合には維持費がかさむこともあります。

芝生を手入れするために、芝生刈り用のバリカンや芝刈り機を買ったり、せっかくの休日の時間を芝生に取られることもあるでしょう(私の経験です…)虫も出ます。

人工芝は初期費用が高めですが、その後のメンテナンスがほぼ不要なため、長期的にはコストを抑えられる場合もあります。特に広い面積の芝生を管理する場合には、人工芝の方が経済的な選択となることが多いです。

2. 見た目と触感

天然芝の自然な見た目と触感は人工芝では再現しきれない魅力です。風に揺れる芝の動きや、裸足で歩いた時の心地よさは、天然芝ならではの特徴です。

人工芝は、最近では見た目がかなりリアルに近づいていますが、触感や季節の変化までは再現できません。触感は芝生の長さで様々ですので、気に入る物もあるかと思いますが、変化はしません。

そのため、使用目的や見た目のこだわりによって、どちらを選ぶかが分かれるでしょう。

5. どちらを選ぶべきか?

天然芝と人工芝、どちらを選ぶかは、利用する場所やライフスタイルに合わせて決めるのが良いでしょう。例えば、手入れの手間をかけたくない方や、頻繁に使用する場所には人工芝が向いています。一方、自然な風合いを楽しみたい方や、環境に配慮したい場合は天然芝が良いでしょう。

それぞれのメリットとデメリットをよく理解し、最適な選択をすることが大切です。もしお悩みの場合は、お気軽にワタケンにご相談ください。

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