
鈴木亮平さんのCMに感化されて、〇十年ぶり・・・中学校の修学旅行以来に奈良へ行ってきました。
中学生の時はただ何となくお寺巡りをさせられてる感じでしたが、この歳になると心が洗われるというか染み渡るというか何とも言えないありがたい気持ちになります。ゆっくりお寺の写真でも撮れたら・・・と安易に考えていましたが、そこは世界遺産や重要文化財がひしめく奈良、撮影禁止エリアばかりでした。
まず最初に訪れたのは法隆寺。法隆寺には、現存する木造建築の五重塔としては世界最古である五重塔があります。遠くからでもその存在を確認できるのかと思いきや、近くまで行かなければ全く見えず、意外と小さいことに驚きました。高は約33mだそうです。一番高い五重塔55m(京都 東寺)と比べると、2/3以下ということになります。ちょうど夢殿が春の特別御開帳を行っていて、中を拝見できました。もちろん撮影禁止ですが。



薬師寺では国宝である東塔や、西塔、金堂を見学し、春の特別拝観「三大壁画特別公開~三蔵法師の旅を描く~」も見学しました。薬師寺はほとんどが撮影禁止で仏像の写真を撮ることができませんでしたが、古き良きものを目の当たりにする良い経験ができたと思います。CMで亮平さんがやっているように写経をやってみたかったのですが、一泊二日ではさすがに時間が足りませんでした。


唐招提寺では鑑真大和上御身代わり像を拝見。本物の鑑真和上座像が奉安されている御影堂は一年で数日しか開帳されないため、今回は御身代り像のみ。一日目はこの3寺でした。とにかくお寺が広く、歩く歩く・・・。あっという間に1万歩は超えていました。





夜に雨が降り、二日目は雨上がりのスタート。今日も歩くことを想定し、できるだけ体力温存。バスに乗って東大寺へ。昨日と比べると外国人が多く、「ここは日本で間違いないよね?」という感じ。奈良名物?の”鹿”がいる!いる!いる!時々近寄ってくる鹿を撫でながら大仏殿へ向かいました。東大寺といえば廬舎那仏ですが、その大きさにはあまり衝撃はなく・・・初めて拝見した時にはもっと大きかったような気がします。大人になればなるほど感動がなくなるということなのでしょうか。大仏様の鼻の穴と同じ大きさだという「くぐり穴」を体験したかったのですが、中学生の時とは違い私も随分ふっくらとしています。鼻栓になってしまうと恥ずかしいのでやめました(笑)



午後からはバスで春日大社へ。東回廊の朱色の柱と灯篭ははとても神秘的でした。そして一年に3回行われる万燈籠を日中でも体験できる藤浪之屋では、様々な絵柄や文字が施されている燈籠が暗闇の中で灯り、とても風情があり美しかったです。境内にあるたくさんの神社にお参りをして参道を下りました。途中、たくさんの鹿さんたちと戯れたり写真を撮ったり。奈良公園で鹿せんべいを買った途端、たくさんの鹿さんたちの尾行を受けあっという間に取り囲まれてしまいました。そう、まるで芸能人が記者から受ける囲み取材(笑)ただ違うのは、あの子たちはとてもせっかち。服を噛みついて引っ張るし、角でぐいぐいと押されます。「誰?今嚙んだでしょ!」と鹿さんたちにクレームを言いながら楽しいひとときを過ごしました。


最後は興福寺へ。ここではあの有名な国宝「阿修羅像」を拝見。国宝館にはいろいろな国宝が納められていますが、やはり阿修羅像はオーラが違うというか、その存在感は本当にすごいものでした。国宝のため撮影禁止なのが残念です。五重塔は現在修理中のため拝見できず。2012年~2034年までの大修理とのことです。



あっという間の二泊三日で1つ1つをゆっくり堪能している時間はありませんでしたが、古都奈良で古きを訪ねるというのはとてもよい経験でした。思っていたよりも人の数も少なく、待ち時間に時間を費やすことが少なかったことがよかったです。さすがは世界遺産や国宝、重要文化財が納められているだけあって拝観料もかなりかかりましたが。最近では電子マネーを使ってしまうため、お賽銭の準備が大変だったので、次に寺社仏閣を訪れるときはちゃんと硬貨を用意していきたいです。