床の防振層が施工完了。
次は、できた床の防振層の上に2層目の壁を建てます。
1層目とは空気層を作り、防振層の上に壁を建てることで、2層目の壁と躯体の縁が切れた状態を作ります。


そして、壁内に吸音材(グラスウール)を充填していきます。
※ちょうどいい写真がなかったので、上記写真は別現場の物です。
縁を切った壁に吸音材(グラスウール)を充填し、合板を貼り、更に防振材と吸音材(ロックウール)を充填し合板で塞ぎます。


そこから更に、 強化石膏ボード15mmを目地を変えて2枚貼り。
遮音層(躯体)+縁を切った壁+防振層+遮音層という構造です。
ただ質量を上げるだけではなく、縁を切り振動を伝えない防振層も組み合わせて、防音構造を実現しています。
次回は床の防振層になります。